大雪警報はカマキリに聞け!カマキリの産卵位置のふしぎ

機能 Function

カマキリは秋に草の茎や小枝などに卵を産みつけ、卵そのまま冬を越す。雪国地方には昔から「カマキリが高いところに卵を産むと大雪」という言い伝えがあり、その冬の積雪量が予測できるとされてきた。産卵位置と積雪量の関係を詳しく調べた結果、この言い伝えが本当らしいことがわかった。卵を産む位置が高すぎると鳥や動物の餌になり、低すぎると雪に埋もれてしまうので、雪に埋もれないギリギリの高さに卵を産むのだと考えられている。カマキリは雪が降る3ヶ月も前から、どのくらい雪が降るかを予測していた。

機能分類 Functional Classification

資源/エネ/情報の収集・貯蔵:
季節察知

環境ソリューション分類 Environmental Solution Classification

関連文献 Related Literature

応用技術 Technical Application

カマキリの産卵位置や木から伝わる地球振動を取り入れた気象予測調査が行われている。

商品・サービス Products and Services

  • 気象予測調査

業種 Type of Business

応用技術提案 Proposals of Appilication Technique

カマキリなどの動物は、人間が感じ取ることのできない地球からの情報をキャッチし、気候や災害を事前に察知しているのかも知れない。このような動物の能力を活かせば、気象や災害の予測がより正確にできるようになる。

応用業種提案 Proposals of Appilication Type of Business

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