低抵抗で泳ぐマグロ

機能 Function

流線型のボディと大きな三日月型の尾ビレ、それを動かす強力な筋肉のおかげで、マグロは海中を高速で進むことができる。外洋(水深200m よりも深い海域)を回遊生活するマグロは、体の前の部分はあまり動かさず,尾ビレの付け根から後ろだけを振り子のようにくねらせて推進力を得ている。これは「マグロ型泳法」と呼ばれており、マグロの他にもサメやサバに見られる泳ぎ方である。この泳ぎ方は、動かす部分を少なくして水の流れに対して体をできるだけ一直線に保つことで水の抵抗を抑え、無駄なエネルギーの消費を抑えられる。マグロのように高速度で泳ぎ続ける魚にとっては効率の良い泳ぎ方である。

機能分類 Functional Classification

効率(省エネ、省資源、軽い):
空気・水抵抗回避

環境ソリューション分類 Environmental Solution Classification

関連文献 Related Literature

応用技術 Technical Application

効率的に発電できる潮力発電装置の開発に応用されている。

商品・サービス Products and Services

  • マグロのヒレの動きに着想を得た「バイオストリーム」/バイオパワーシステムズ社

業種 Type of Business

応用技術提案 Proposals of Appilication Technique

応用業種提案 Proposals of Appilication Type of Business

関連するライフスタイル Related Life Style